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Minami’s クラブ

*ジェンの悲劇~痛い画像アリ~*

日曜日の夕方、外食へ行く用意をしていた私。

ドアのところで「ママー!ダデイー!」と

アンシーの声が聞こえたと思ったら

旦那がバタバタと外へ出て行き、

2階の寝室にいた私のところへすぐにまた戻ってきた。


「Minami,
ジェンが怪我をした。

唇を深く切っているみたいだから
今すぐ救急病院に連れて行くから」



とあわただしく出て行った。



一緒に遊んでいたアンシーががっくり肩を落としながら
リビングのソファーに座っていたので

「何があったの?」と聞いてみた。



家のすぐ裏には小さな公園がある。

お隣に住む11歳のお姉ちゃん、12さいのお兄ちゃんたちと
一緒に遊んでいたアンシーとジェン。


ブランコをツイストのようにクルクル巻いて
パッと手を放すっていう遊びをしていたらしいが

アンシーが手を放したブランコが

そばにいたジェンの顔面に強打したらしい。


口からボタボタと流れる血を見て
事の重大さを感じたのだろう。。。


途中旦那から電話があるたびに

「ママ、ジェンは大丈夫?血は止まった?痛くない?」

と心配そうに私に聞いてきた。



ちょうど半年前

悲劇は起きた!という日記で

アンシーがイスから落ちて唇を切った話を書いた。

そのときは横にザックリ唇を切ったアンシーだったが

ジェンの場合はあの小さな唇が縦にザックリ切れたらしい。


しかも2本歯が抜けてしまったようだが

ラッキーなことに2本とも永久歯ではなく乳歯だった。



旦那が救急病院に行って6時間。夜の11時過ぎに

「今から帰るから、、」という電話があった。



旦那いわく、8針縫ったらしい。


局部麻酔ではなく、全身麻酔で手術を行ったので

ジェンが起きるまで帰れなかったという。


病院でジェンは一度も泣かなかったらしく

ドクターやナースにものすごく誉められたと

電話口で言っていた。



家に戻ってきたジェンは上半身裸だった。

血がたくさんついたシャツを病院でビリビリにやぶいて脱がしたらしい。


寒い。。とブルブル震えるジェンを抱きしめながら


「ジェンちゃん偉かったね。

よくがんばったね」と一生懸命誉めてあげた。





そして旦那にも「ありがとう」と言った。




前回ジェンの耳下が腫れたときに

「I Can’t」と救急病院へ行くのを拒否した旦那。

(読んでいない方は生まれ変わってももう一度出会いたいですか?を読んでください)


彼もまた心の中で後悔していたのだろう。


普段10時には寝てしまう旦那が

文句ひとつ言わず11時過ぎまで病院でがんばってくれた。




次の日、



一緒に遊んでいたお姉ちゃん達から小さなカードを受け取ったアンシー。


そこにはウサギの絵と、こう書かれてあった。
Card

「Hi Jen.

I hope you are feeling OK.

I am really sorry for what happened to you.

I hope this card will make feel better。

Don’t forget you are a little sister to me」


ジェン、具合がいいことを願ってるわ。
ああいうことになってしまって本当にかわいそう。。
このカードがジェンを元気にしてくれることを願ってる。
忘れないで。あなたは私にとって小さな妹よ..



最後にあのとき公園で遊んでいたお姉ちゃんやお兄ちゃん

そしてアンシーの名前が連ねられていた。



私がカードを読んであげると

ちょっとうれしそうに微笑んだジェン。


唇が腫れて、食べることもできない状態だったので

学校を2日お休みさせた。


離乳食のような柔らかいものを作り、小さなスプーンで

ジェンに食べさせていたのだけど

「ジェンちゃん赤ちゃんになったみたい」と

ちょっぴり本人はうれしそうだった。



縫った跡は痛々しくまだ残っているけれど

腫れがだいぶひいたので、今日からジェンは学校へ行った。


クラスへ行くと

「ジェンが戻ってきた~!」と

クラスメートが温かくジェンを迎えてくれた。


ジェンは恥ずかしいのか、手で唇を覆い

ちょっとなみだ目になっていたけれど

ジェンはとても強い子なのできっと大丈夫だと思う。



子供の怪我はいつどこでどんな風に起こるかわからない。

時として、わざとじゃなくても
アクシデントで怪我をさせてしまう場合がある・・・・


不幸中の幸いだったのが、アンシーが手を放したブランコが

他の子供に当たらなかったこと。



ジェンはかわいそうだったけれど

当たったのがジェンでよかったと思った。

他の子供に大怪我をさせてしまったら

とんでもないことになっていたかもしれないから。。。。




アンシーは毎日のようにジェンに声をかけている

「唇小さくなったよ。あともうちょっとで治るからね!」


自分が怪我をしたときの写真を見せて励ましているようだ。
(半年前の日記に写真があります。)


そして今回も今後の教訓の為に写真を撮っておいた。

痛々しいジェンの画像は

こちら



もう怪我はしないでね。あなたたち。

ママの寿命がちょっと縮まったわよ・・・・・





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